たまゆら


たまゆら :アニメ業界異例の地方都市“完全舞台化”で話題 「安芸の小京都」にファン集う

しかし、これまでのアニメは町並みを描いたとしても、制作側は地名などの固有名詞を変えるなどしてあくまでも舞台ではなくモデルという立場を貫くのが普通だった。

 だが、「たまゆら」は昔の家屋を地区ごと保存している町並み保存地区の描写や地名はもちろん、竹原駅の入り口にある「おかえりなさい」の文字までもアニメで忠実に再現。また市内で秋に開かれる、竹筒にろうそくをともして夜の町をライトアップする「憧憬の路(しょうけいのみち)」もアニメの第7話に登場。感動的なシーンを見たファンが、「アニメ抜きで行ってみたい」というほどだ。

 竹原市も同アニメを使った町おこしに積極的で、広報誌の表紙にアニメのイラストが使われたり、市役所の庁舎にも大きな看板をかかげて地元にアピールしたりしている。こうした後押しもあってか、地元の広島では深夜アニメで異例の高視聴率をマークしているという。

今までのアニメは、あくまで、モデルという形をとっていたのにたいして、たまゆらでは、ほとんど忠実に再現して、名前もそのままで、舞台として使っている点が、違うらしい。。



http://news.nicovideo.jp/watch/nw152704

しかし、基本的には、アニメのシーン中に本物の地名を入れるのは、トラブル防止の観点から避けており、あくまでもモデルにとどめているが、「たまゆら」は、この“慣習”を破っている。松竹の田坂秀将プロデューサーは「『日常にある幸せ』をテーマにした作品なのに、架空の町だとファンタジーになってしまう。本物の町であってこそ視聴者のイメージもわく」と明かす。

 そのため関係者と折衝を重ねた。竹原市はもちろん、第1話で登場する神奈川県横須賀市、駅名を使ったJR西日本にも話を通した。カメラの名前も本物にするため、キヤノンニコンの協力を取り付けるなど時間はかかったという。だが、アニメの舞台が各地をモデルにした事例も多く、町おこしに一役買っていることから、理解を得られるのも早かったとも。


うーん。そうなのか。。