PLAY "CDEFGAB"
と打ち込んでみて下さい。
ドレミファソラシ となりましたね。
この、CDEFGAB の部分が、MMLといいます。
これが、音を鳴らせる命令です。
次に、下記のように打ち込んで下さい。
PLAY "CDEFGABC"
ドレミファソラシ↑ まであがっていたのに、次のドが、下のド↓になりましたね。
これは、どういうことでしょうか?
実は、このMMLでは、ドレミファソラシまでが、1オクターブとして扱っています。
その上のドを出したい場合は、オクターブをかえる必要があります。
オクターブをかえるコマンドは、O(オー)コマンドです。
デフォルトのオクターブは、4なので、5に上げる必要があります。
BとCの間に、O5を入れて、下記のようにしてください。
(間のスペースは、入れても入れなくても良い)
PLAY "CDEFGAB O5 C"
これで、ドレミファソラシド↑ と上がっていくことが出来ました。
↑カーソルを2回押して、もう一度、PLAY "CDEFGAB O5 C" を実行して下さい。(RETURNキーを押して下さい)
今度は、オクターブ5のドレミファソラシ↑の次に、オクターブ5のド↓が来たと思います。
オクターブをかえると、次に変えるまで、変化しないので、こうなります。
何回実行しても、同じように聞こえるようにするためには、最初に、オクターブ4から始めるようにしないと行けません。
つまり、最初に、O4 (オーよん)を付けるのです。
PLAY "O4 CDEFGAB O5 C"
これで、何度実行しても、ドレミファソラシド↑ と、上がっていく音階になりました。
音符の長さ
あと、音符の長さですが、音名の後ろに、音符の長さを記述することで、指定します。
4分音符が、4、8分音符が、8、16分音符が、16、32分音符が、32、64分音符が64 全音符が1です。
デフォルトは、4なので、何も指定しないと、4分音符がなっていることになります。
PLAY "C D16 E8 F2 G1"
これで、四分音符のド、16分音符のレ 8分音符のミ、2分音符のファ、全音符のソがなります。
あと、休符は、Rコマンドです。
音符と同じで、4分休符が、4 8分休符が、8、16分休符が、16、32分休符が、32、64分休符が64 全休符が1です。
あと、細かいことを言うと、付点2分音符は、『2.』(2に小数点)
となったりします。
基本的なところはこんな感じです。
二重奏
あと、二重奏をしたいときはどうするでしょうか?
下記のようにして、各パートを、カンマでつなげます。
PLAY "C1D1E1","G1A1G1"
左が、第1パートで、右が第2パートです。
音の長さ
あと、16分音符ばかり続くと、いちいち、PLAY"C16E16F16"...と打ち込むのがめんどくさいと思いますが、そういうときは、デフォルトの長さを変えることが出来ます。
L (エル)コマンドで、かえられます。
L16と指定すれば、それ以降の音は、全て16分音符で演奏されます。