http://ikedanobuo.livedoor.biz/archives/51386180.html
またしても、大変なことになっているようだ。。(汗)
700MHz帯の電波の国際的な割り当てとは違う上に、モバイルで使える周波数帯が、ちょっと(40MHz)しかないのはなぜなのか?
このままでは、アジアや欧州で使われている、無線高速通信用チップが、使えなくなり、さらにガラパゴス鎖国になってしまう。。
いつまでも、速度が速くならず、高速通信用の端末は、いつまでも高いままで、外から入ってくることも、出て行くことも出来ずに、世界から忘れ去られていくと言うことだ。。
もっと簡単に言うと、将来的に、iPhoneなどの外国の端末が、いつまでも速くならなかったり、そのうち、電波方式があわなくなって、日本では使えなくなるのではないかという、危惧さえ有る。。
総務省の案では700/900MHz帯をペアで割り当てる方針だが、これは図のように国際的な割り当てとまったく違うため、欧州やアジアで使える通信チップが使えない。この原因は、710〜730MHzをITSに渡し、770〜806MHzをテレビ局のFPUが占拠しているため、移動体通信に使える周波数が730〜770MHzの40MHzしかないことだ。770〜800MHz帯はAWFのView1〜4でもアップリンクに使われており、日本も同じようにこの帯域を使えば、アジアと共通になる。
これでは、テレビ局優遇だ。。
なぜ、たまにしか使わないもののために、周波数を死蔵するのか、全く理解できない。
民主党になって変わるかと思ったが、原口大臣は、テレビ大好きみたいなので、あまり期待できない。。orz
ところが山田肇氏と私が770MHz帯について「貴重な帯域がマラソン中継に浪費されている」とパブリックコメントで指摘したところ、放送業界は当初それを否定した。総務省のヒアリングでは事実を認めたが、最近になって「HDTVの素材伝送」に使うという案を出してきた。素材伝送は放送機材だけの通信なので、こんないい周波数を使う必要はない。テレビ局は中継用の帯域を10チャンネル以上もっているので、それを使えばよいのだ。
↓あと、原口大臣は、光ファイバー敷設事業者優遇でもあるらしい。。orz