総務省 ITSの本格導入で交通事故3割減と試算

http://blog.goo.ne.jp/maikawa/e/e3507d27d41bc200e70ff55854bb6f19

そうそう、すべての車に搭載しないと意味ないですよね。。。

初期費用や通信料がどうなるか分からないが、結論からいえば純粋な経済原則で考えれば普及はありえない。
100%搭載のためには法制化による強制が必要になる。

通信料か、維持費という形で、むしり取ってくるのは、目に見えている。。
こんなのって、誰も取り付けたがらない。。
結局、強制化が必要となる。

さらに言えば、交差点の出会い頭事故を防ぐということであれば、二輪車や自転車も感知しなければならない。
自転車にまで通信装置を装着させるというのだろうか?

自転車や二輪車。。。そして、歩行者も検知できないと、意味がない。。
歩行者にも、端末を持ちなさいと言うことになるか?

それとも、歩行者や自転車や二輪車がいたら、検知して、分かるようになっているのか??


しかし、これで本当に安全になるのだろうか?

車車間通信にはそれ以外にも大きな課題があると私は思う。
仮に通信機器を装着したクルマ同士が、警報が出なかったために衝突事故を起こしたとした場合、これは非常に厄介なことになる。どちらかのクルマの通信装置の故障なのか、それとも通信エラーか、その原因の特定は非常に難しい。特に大きな事故で機器が損傷していたらなおさらだ。
こうしたケースの保険調停はとても厄介な仕事になるだろう。

このシステムにたよってくると、警報が鳴らないから、大丈夫という、変な考えの人間が出てこないかが心配だ。。。


例として、
その昔、夜の交差点に進入するときに、ヘッドライトを消す。というあほなタクシーがいたらしい。。

なぜ消すのか?というと、向こうのライトと、こっちのライトがダブって、わかりにくい。こっちが消していれば、向こうのライトは見えるので、来ていることがわかるじゃまいか。。。おれって、頭いい! ということ。。。らしい。。(汗)

そして、いつものように、ヘッドライトを消して、交差点に進入したら、なんと、車同士の出会い頭の衝突事故を起こしてしまった。。orz

なぜって? それは、相手さんも、交差点でライトを消すドライバーだったからですよ。(劇汗)

さらにいえば、警報をどのレベルで出すか、ということも課題だろう。
事故になった場合の責任などを考えれば、かなり安全に振った設定となる。しかし、そうすると脇道にクルマがいるたびに警報がなる、という「狼少年」のようなものになってしまう恐れがある。
この辺の折り合いをうまくつけるのは至難の業だと思うのだが。

警告が、ピーピーピーピー、うるさかったら、運転に集中できないし。。かといって、小さすぎても意味がないし。。
あまりにも反応が良すぎて、中には、警告音が、ならないようにする輩も出てくるかもしれない。。(汗)


パーキングに入ってないと、テレビがみれないのを、見れるようにする改造みたいに。。


結局、変なことに頼らない方が、事故にならないんじゃ?という心配もしてしまいますが。。


しかし、700-730MHzという、モバイル向け電波からしたら、まさに黄金の一等地に、陣取っているとは。。Σ(・∀・;)


なんで、総務省はこんなところに、割り当ててしまったのでしょうか? 
謎すぎる。。


ここって、国際周波数のところなんですよね。。(汗)
700MHzを、狭くしておけば、国際協調のできる周波数にできにくいから、割り当てたのか??
それとも、トヨタの力が強くて、電波の通りのいいところを要求されていたとか?


でも、民主党の原口大臣などから、再びの再編成を命じられているので、もういちど、がらがらぽんが 行われるかもしれない??

うーん。ちょっと厳しいかもしれないが。。なんとか、がんばって欲しいですね。。


何より、ITSがこけたら、いったい何だったんだろう??
ということになってしまう。。(汗)

国際周波数も使えず、ITSも、、いつかは、使うかも。。といいつつ、焼き野原のまま、何にも、一切つかわれないんですよ。。

なんでやねん。。\(^o^)/