2ドライブ対応と、1Dと、1DD

http://www2.odn.ne.jp/~haf09260/Pc80/Pc80s31.htm
PC−80S31 ミニ ディスク ユニット


PC-6001シリーズの、外付けは、インテリジェントタイプになります。
これなにかというと、フロッピィドライブの中に、Z80 CPUが入っていて、そのCPUが、FDCをたたいています。それ自体が、コンピューターみたいなものになっています。
ちなみに、内蔵は、CPUが、FDCを直接たたく方式になっています。


PC-8000/8800シリーズは、外付け、内蔵を問わずに、インテリジェントタイプです。



最初の問題は、外付けFDDの、2ドライブ対応でした。



新たな問題は、1DDのドライブで、1Dのディスクを読み込むときですね。。


SRでは、起動時に1Dか1DDかで、挙動が変わります。
起動時に、BIOSの処理で、ディスクの先頭を読み込みます。
そこに、”SYS”という文字列が埋め込まれていると、そのディスクは、1Dであると認識します。
トラック数を2倍にして、ディスクを読み込み始め、オートスタートしはじめます。。。
もちろん、書き込みは禁止です。


なぜ、トラックを2倍にするかというと、1DDは、1Dと比べて、トラックの幅が、2倍細いからです。

1DDのヘッドの幅も物理的に1Dのトラックの半分しか有りません。1DDのドライブで、1Dのディスクを読むときは、1トラック飛ばしで、読み込むことになります。


さて問題です。
PC-6001mkIISRが、1DDの外付けFDDで、1DDのディスクから、起動したあと、1Dのディスクを入れたら、どうなるでしょうか?


トラック2倍補正は、起動時にしかしない(?) ので、正しく読み取れない可能性が有りますね。。


基本的には、PC-6601SRの挙動と同じなのかな?
PC-6001mkIISRはあるけど、PC-6031SRはないので。。。前から不思議でした。
以前は、自動で認識するのでは?とか考えていましたが。。



PC6001VWのmkIISRでは、1Dを入れても、filesなどがおかしいので、普通にアクセス出来ません。
基本的に1DDで、起動時にSYSをみつけると、1Dとしてアクセスするようになっていました。やはり、PC-6601SRと同じか。。


あと、1DDドライブ(PC-6031SR) は、1ドライブしかなかったはずですが、PC6001VWでは、2ドライブまで認識していますね。。(^^;;
あれ? とか思ったのですが、エミュレータだからそこは大目に見ているのか。。