iOS7のマップ

iOS7のマップアプリの第一印象

日本の地図も見てみた。2500分の1ベースの都市詳細図のデータが依然として採用されていないのは、都心部での利用に大きなマイナスであるが、それ以外の地域での利用には、まぁ使えるレベル(以前は使えない、あるいはかなり使いづらいレベル)になってきたと思う。まだ元データの誤用(駅舎とホームの錯誤など、日本人ならまずしないミス)も残っているが、初期バージョンに比べると劇的な改善である。及第点だ。それにしても、このレベルで昨年リリースしてくれていたら、あんな大騒ぎにはならなかったのに、と思う。

2500分の1のデータが採用されてないために、あるはずの道がなかったり。。ということが多いのが、非常に残念ではありますね。。

それでも、かなり改善しているらしい。。(^^;

私のように、非スマホネイティブ世代だと、地図の表現から全てを読み取ろうと努力するが、そうで無い世代はマップアプリは検索窓からスタートして、結果を地図の上に表示させる。つまり、マップアプリは検索アプリの一つになっている。だから、カートグラフィックのクオリティが少々低くても、目的を達成できる。

最近の、モバイルマップは、検索アプリの一種として使っている。 なるほど。。


それなら、なおさら、未登録番地を検索すると、全然違う町に飛んでいくバグは、なんとかしないと行けないと思いますが。。。汗

ただ、もう一つ深刻な問題は、Yahoo Japanの地図がどれだけ頑張ったにしろ、圧倒的多数のユーザーはGoogleマップしか使わないし、iPhoneではアップルのマップアプリしか使わないことだ。それが意味することは、利用者は「地図」の優劣に大きな価値を見出しているのでは無くて、検索ベースの行動支援ツールが欲しいと言うこと。「マップアプリ」は「地図」とは別もので、検索とナビ(車と鉄道)が一体化して、どれだけスムーズな行動支援ができるかによって、その地位が決まる。

確かに、大多数の人間は、ググるマップか、アップルマップしか使わない。。

あと、アップルマップに最低限必要なのは、何だろうか。。

  • 住所検索で、未登録の番地を指定すると違う町に飛ぶバグの修正
  • 路線検索 (電車が異常に発達している日本でこれが無いのは、片手落ち)
  • 2500分の1の地図データの採用 (細い道路がないことになってしまう)
  • 間違いの修正、修正、修正。
  • 検索をしても、見つかりませんでした。を徹底的に減らす。