Qt for iOS を入れると、ビルド出来るようになるようです。当たり前ですが、Macが必要です。
まず、上の記事を参考に、修正をして下さい。NOJOYSTICK
で、JOYSTICKを無効化したほうがいいでしょう。
それから、Qt Creator で、PC6001VX.pro を開いて、iOS 向けビルドを行います。
デフォルトのROMのパスは、~/.pc6001vx/rom/ なのですが、それだと上手くいきません。
iOS は、サンドボックスの中に、Documents というディレクトリーがあって、データなどはここに置くことになっているようです。サンドボックスしかアクセス出来ないことになっているので、上位のディレクトリーは一切触れません。
手っ取り早く、下記のように、修正してみます。
src/Qt/osdQt.cpp 1164行目あたり
QString confPath = QDir::homePath() + QDir::separator() + QString(".pc6001vx");
↓
String confPath = QDir::homePath() + QDir::separator() + QString("/Documents");
とりあえず、iPhone 5s の実機にインストールして、試してみましたが、起動直後に落ちてしまうようですね。。 仕方ないので、シミュレータ(iPhone 6s) でやってみたのが、下記の結果です。
キタ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(゚∀゚)゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*!!!!
何故、iPhone 5s ではダメなのだろう?
ちなみに、ROMファイルは、初回起動時に、パス名が表示されるので、そのパスに、ROMファイルをコピーします。(/Users/ユーザー名/Library/Developer... から始まる、長ったらしいパス名です。)
うーん。画面が小さい。。上に、Macのキーボードは使えないようです。。つまり、カーソルが点滅するのを眺めることしか出来ません。
そういう風に、プログラムしてないからしょうがないんでしょうが。。でも、同一のソースリストから、ここまで出来るのか!?と、思いました。
翌日、もう一度やり直したら、今度はあっさり動きました。(;・∀・)?
何が悪かったんだろう?ところで、iPhoneの実機にROMファイルを転送しないと行けませんが、 アプリとiTuneでファイル共有しよう というページを参考にして、設定すると、iTunesでファイルのやりとりが出来るようになるので、それで、ROMファイルを転送しました。