eighttails さんのP6エミュレータ PC6001VXをご紹介します。P6エミュレータとは、NECの昔のパソコン、PC-6001や、PCー6601 や、PC-6601SR などのエミュレータのことです。Macでも入れられるようになってきました。
公式ページでは、Windows版バイナリーしかありませんが、実は、Macでも、Qtを入れて自前でビルドする方法もあります。
後、homebrew という、パッケージ管理ソフトにおいて、メンテナンスされている方がいらっしゃいますので、homebrew を入れると、実行ファイルをインストールできるようになります。
(ちなみに、M1 Macだとどうなるのかは、未確認です。すいません。)
macOS(またはLinux)用パッケージマネージャー — Homebrew
やり方
- ターミナルを開く
- homebrewのインストールコマンドを貼り付けて、実行する (未インストールの場合)
- homebrew で、pc6001vx をインストールする命令を打ち込む
2ですが、homebrewのページに書かれている下記のコマンド列です。
$ /bin/bash -c "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/HEAD/install.sh)"
3.は、下記のコマンドを打ち込みます。
$ brew install pc6001vx
結構時間がかかると思いますが、error なしで終わったら、完了です。
(ちなみに、error なしで終わったらいいのですが、私の場合、homebrewを長年使っているためか、errorになってしまい、解決するのに多少時間がかかりました。この点、すべての人にお勧めできない可能性があります。)
ターミナルから、下記のコマンドで起動できます。
$ pc6001vx
初回起動時に、下記のエラーが表示されます。エミュレータは、実機から吸い出したROMファイルが必要になるからです。
ROMファイルが見つかりません。
ROMフォルダ(/Users/(ユーザー名)/.pc6001vx/rom/)にROMファイルをコピーするか、別のROMフォルダを指定してください。
別のROMフォルダを指定しますか?
NOを選択します。すると、下記のように互換ROMを使用するか聞いてきます。
互換ROMというのは、秋川様作の互換ROMで、PC6001VXには最初から内蔵されているので、それで、起動させることができます。
エミュレーター内蔵の互換ROMを使用しますか?
YESとすると、とりあえず、互換ROMで PC-6001 相当として起動することができます。
とりあえず、起動してある程度遊ぶことができます。市販ソフトでもある程度は動作可能です。(あくまで、互換ROMなので、全部の動作を保証するわけではありませんが。。)
ゆくゆくは、実機から吸い出したROMファイルを使うのが望ましいです。。