NetBSDを入れてみたが、ハマった罠

仮想環境(Intel の64ビット)にNetBSDを入れてみました。

なぜ入れたかというと、最近オープンソースカンファレンスなどで、NetBSDの追っかけをしているのだから、自分でも入れなきゃ。というのと、PC6001VXのインストールをやってみたかった。iP6 Plus はうまく動く? 後は、SUNのエミュレータってある?というところでしょうか。

 

インストーラからして、初心者ころしではあるのですが。。。汗

最近のLinuxだと、最初からグラフィックスモードで、GUIが起動して、まるで、Windowsインストーラのように、選んでいくだけ!!!(確か日本語だったような?)というイメージがあると思いますが、完全なテキスト画面です。もちろん、英語です。。(^^;;;;

 

まぁ、英文は、注意深く見れば、なんとなくわかりますが。。。

ディスクの割り振りなんかは、正直、よくわからないので、そのままでいいかも。

root のパスワードと、通常ユーザーの追加はしておいた方がいいでしょう。

 

ようやく、起動しても、テキスト画面のまま、login: 画面になります。Xが起動して、GUIで、ログインするということはありません。

必要最低限のものしかインストールされていないというイメージですね。まるで、ミニマムインストールを選んだかのようですが、必要なものは後から入れるので、フットプリントが少なくて済むという利点もあるようです。。(初心者的には、辛いだけという話もありますが。。。汗)

 

最初から、sudo とか、vim はないようです。なので、よく打ち間違います。

sudo は、su で、root になることで代用します。 vim は、vi です。

 

 

とりあえず、ログインして、startx と叩くと、Xが起動します。終わり方は、デスクトップを右クリックして、Quitです。このデスクトップ環境も必要最低限のものなので、すごくシンプルですね。これも、自分好みのやつを入れることになるようです。

 ネットにつなげる

なにわともあれ、ネットに繋がらないとお話にならないのですが、Virtualboxは最初から、NATになっているので、ゲストOSの設定で、DHCPを有効にしたら、IPアドレスをゲットできて、繋がるようです。。。

 

NetBSDインストール後の環境設定 - Qiita

上記を参考にして、DHCPの設定にしようとしましたが、全くうまく行かない。

どうやら、9.x あたりから、記述の仕方が変わったらしい。

 下記のように書き直したら、うまく行きました。

なぜ変わったんだろう? 不思議ですね。。

NetBSD-9.xで変更になった設定 - Qiita

 

 これで、ようやくネットワークにつながりました。

 

パッケージのインストール

必要最低限のもの以外は、本当に入ってないので、パッケージからバイナリをインストールします。

 

rootでログインして、環境変数として、/root/.profile などに下記の行を追加します。

PKG_PATH=ftp://ftp.netbsd.org/pub/pkgsrc/packages/NetBSD/x86_64/9.1/All

export PKG_PATH

 

 

 

パッケージの追加は、rootでログインして、

# pkg_add パッケージ名

です。

 

ソースからコンパイルする方法もありますが、いちいちコンパイルするので、ものすごい時間がかかると思います。。汗

めっちゃ速いゲーミングマシンでも、かなりの時間がかかるので、特別な理由がない限りは、バイナリーを入れる上記の方法がいいと思われます。

 

とりあえず、sudo や vim や、Firefox などを入れます。

後、P6エミュレータも入れてみましょう。

 

# pkg_add sudo vim PC6001VX

 

NetBSDで遊ぼうのこーな

 

もしかして。。とは思っていたけど、時間がずれまくりますね。。

下記を参考にして、タイムゾーンを、修正しました。

 

NetBSD で cron の動作時間がずれる - CORY's twilight zone