PC-6601SR版 Ys2 オープニングの作り方(7)

シーン4 横スクロールで、光が飛ぶシーンです。

スクロール

スクロールする元絵は、256x112ドットで、それが、192x112ドットの窓から見ているように、左へスクロールします。

初期表示分が、192x112ドットで、変動部分が、64x112ドットあるということです。



元絵


初期表示部分
これは、普通にセル分解しました。


その右の、変動部分


それを、左に90度回転して、下から上に向かって、ベタデータ化しています。




スクロールの流れとしては、

初期表示分の、192x112ドットを、まず表示します。

  • ハードウエアスクロールで、1ドット、左に移動します。
  • 変動部分の64x112ドットから、1ラインもってきて、右端に表示します。
  • 左端の1ラインを消します。

これを、64回繰り返します。



光が飛ぶ

光の、*マークのあるところを切り出し、ないところを切り出しました。
そして、その部分画像を、順番に表示しては、消しています。

下記の、赤色の線で囲われた部分を、セル分解します。


あと、色も変わります。
途中で、全面が白っぽくなります。
これも、パレットで、実現しています。


これも、メモリーがきちきちになりました。(^^;


[追記]

動画をよーく見ていると、最後の黒い光が、抜けていることが分かりました。汗

これが、キャプチャできてなかったのは、スナップショットの撮影PGを使って、データ化していたんですが、それだと、100ms単位でしか撮影できず、抜けが生じていたからでした。


動画をキャプチャーして、そこから切り出しました。

さらに、メモリーがきちきちに。。。汗


それにしても、つくづく思うのは、88って、見えてないだろ?というところまで、フレームが用意されていることでしょうか。。
それを、がしがし、高速で書き換えていく88は、本当にすごいと思います。(^^;;
マジで。。