PC-6601SR版 Ys2 オープニングの作り方(11)

シーン9 リリア会話シーン


スクリーンショットから、最初の一枚絵をセル分解しておきます。


結局、このシーンでは、グラフィックスは1/2にして、減色しただけで、いじってません。
これ、修正しまくらないといけなかったら、マジで、死んでいると思いますね。。汗


それから、目を、5パターン切り出してきて、それぞれセル分解します。
下の絵の赤い線で囲われた範囲の絵が、分解されます。









次に、口を分解します。
(A,B,C,D とします)


そして、下に出る台詞もセル分解しておきます。


このシーンは、台詞に合わせて、目と口を、くるくる変化させるプログラムになります。

膨大なスクリーンショットを見ながら、目と口の変化するパターンを調べるのが、大変でした。(^_^;;


ここで、Aの口で、1の目で、この台詞を出して。。
次は、Bの口で。。2の目で、この台詞を出して。。
次は、Cの口で、2の目で、この台詞を出して。。

....というのを、えんえん書き出していって、その通りにプログラムしました。(^^;


たとえば、冒頭の「だいじょうぶ?」だと、
目が1番目のまま、口が、ABCABADC と変化します。


目と、口を書き換えては、台詞を書き換えたのです。


でも、台詞のグラフィックスのデータが、思いの外多く、メモリーがあふれてしまいました。


しばし考えた後、台詞は白黒なので、データとしては1ビットでも良いだろうということで、1ビットに圧縮することにして、なんとかなりました。(^^;


ちなみに、台詞が、左から右に、ちょっとづつ出てきます。
ここでも、セル分割して、描画するルーチンを使っています。

普通なら、1文字づつ表示するPGになるでしょう。。

でも、表示する幅を変えることで、ちょっとづつでてくるようにしました。

Aレジスタに、表示する幅を指定すると、左端から、そこまでの幅しかでないんです。

だから、一度表示された文字も、再度、描画し直ししています。

まぁ、一種の手抜きですが、今までのルーチンを使い回すなら、これが一番だろうということで、そうなっています。


本来なら、漢字を描画するPGは、別で作るべきですが。。