「C」 (ノイタミナ)

「C」第1巻 <Blu-ray> 【初回限定生産版】

「C」第1巻 【初回限定生産版】

面白いです。
10話まで見ました。次回が最終回です。
ノイタミナは、毎回、すごいですよね。。感心します。。


経済を、かなり単純化しているわけですが。。。
今週で最終回。。
どうなるのかな?


以下、ネタバレです。

ストーリーを、説明するのが難しいのですが、簡単に言うと、
現代世界とは別に、金融街という世界があり、そこに出入りできる人が、かなりの数いる。
ミダスマネーという、黒いお金がそこでは流通していて、現実世界にも流れてきていたりする。
ミダスマネーは、普通の人には、普通の日本円にしか見えない。


金融街へ行き来出来る人は、現実世界の「未来」を担保にさしだすことで、ミダスマネーを借りることが出来る。
人々は、そこで、資金をつぎ込んで、戦う、ディールという戦闘が行われている。


勝った方は、資金を総取りできるが、負けた方は、破産してしまい、金融街から追放されて、担保に取られていた、「未来」が吸い取られてしまう。

未来が何であるかは、人によって違う。。

たとえば、一番大切な物が、子どもだった場合、子どもが最初から、いなかったことになってしまったりする。他の人は、自覚はないのに、
自分のみ、記憶が残っているから、いやらしい。
人によっては、自殺したりする。。


恐ろしい話だ。


あと、金融街のマイナスなことが、現実世界に影響を与えることがある。
あるはずのものが、なくなったりする。。


そして、金融街自体の資産が0になり、破綻すると、最悪の事態が起こる。端的に言うと、その国自体が、消え去ってしまうのだ。人間もいなかったことになり、
国が、地図から消えて、人々の記憶からも消える。


これも、恐ろしい話である。


他の国の金融街が、破綻してしまい、その影響が、日本にも飛んできたりする。

高層ビルが、低層ビルになってしまったり、会社が倒産しまくったり、人口が多かったのが、少なくなってしまったり、老人ばかりになってしまったりする。


それを、防ぐために、三国という人物が、ミダスマネーを大量に刷って、株などを「買い支える」行為を行う。

しかし、それは、現在を守ることにはなるが、未来を守ることにはならない。
そして、大量に刷ったミダスマネーの身代わりに、大量に未来が喪失していくことになる。。


これって、国債を大量に発行しているのと、にている様な気がした。


主人公のきみまろは、最初は、現在を守ることに同調していたが、次第に、未来を守らないといけないことに気づき、三国の行為を止めさせようとする。。



まぁ、実際の経済は、こんなに単純ではないのですけどね。。
最終回が気になります。(^^;


ノイタミナのアニメ「C」が面白い件