PC-6601SR版 Ys2 オープニングの作り方(2)

シーン7 縦スクロール

ちょっと、順番が違いますが、最初は、シーン7の縦スクロールのみ作っていたので。。


作り方としては、88エミュレータの表示する絵をキャプチャーして、縦スクロールの絵を結合するところから始まります。


この結合処理が、鬼のように大変でした。。orz
写真屋さんなどで、それぞれの絵をあわせていくのですが、根気の要る作業です。


なんと、384x3840ドットという、巨大な絵になりました。
左記のようなイメージです。


解像度を半分にして、192x1920ドットにします。半分でもそれなりに見れる物ですね。。
これを、ベタデータで持ったら、180KBになりました。 (;゚Д゚)


これを、そのままPC-6601SRにもっていこうとしても、一気にロード出来ません。
仕方ないので、45KBずつ 4つに分割し、フロッピィに、BSAVEすることにしました。


ここで、PC-6601SRには、ハードウエアスクロール機能がありますので、

  • 1ドット下にスクロールする
  • 新しい絵の1ライン分をディスクから読み込んでくる
  • 一番上のラインに絵を描画する
  • 一番下のラインを消す。

というのを、えんえん繰り返しているだけです。


扱っているデータは巨大ですが、オンメモリーで使っているのは、非常に小さいです。


後から考えると、ランレングスで圧縮するなど、やり方はあったように思いますが。。

とにかく、この180KBというデータが大きすぎて、最終的に、1枚のフロッピィに入らない原因になってしまっています。。

セルで分解

タイニー野郎さんから、この巨大な絵は、セルで分解できることを教えてもらいました。
8x8ドットごとに、同じ絵は、まとめてしまう方式です。


しかし、分解してみたら、1000通りぐらいになってしまいまいた。
どうやら、88エミュレータが描画するときに、水平同期をみておらず、描画途中でスクロールしていたりと、表示が乱れているからのようです。。


残念ながら、セル分解しにくいようです。。
でも、ここで作ったセル分解プログラムが有って良かったです。
これがないと、全く、作れませんでした。。